なにかを創り出すとき、つまり創造するときに、そのアイデアを考える場所をそのまま創造空間と呼んだりします。
創造空間はリフレッシュ中の浴室であったり、お気に入りのカフェであったり、人によって様々です。
そこで、その創造空間の一つとして、トイレがあるのはご存知でしょうか。
トイレは単に用を足すための空間ではありません。
日常の空間から離れ一人きりになれる場所であり、大げさに言えばトイレブースの中は非日常的な空間とも言えます。
そのためオフィスのトイレは、清潔感や利便性などを考慮した快適な空間であることが理想的だと考える人もいます。
より人間らしく、よりクリエイティブな空間にするよう力を入れている、トイレの業者も多くいるのです。
いままでのトイレの概念を捨てて、ゆっくりと考え事ができ、気持ちをリフレッシュできる新しいトイレの空間を見てみましょう。
創造力が増すトイレの法則
トイレ、ロダンの法則
ロダンとは、彫刻『考える人』で有名な彫刻家です。
彫刻『考える人』がどのようなポーズだったか想像してみてください。
右手の甲にアゴを乗せ、肘はモモのあたりに着き、座って考え込んでいる姿勢を想像できたでしょうか。
それはまさに、トイレの便座に腰掛けている人のように見えます。
この『考える人』のように、良いアイデアはトイレで考えることで創造されるのではないでしょうか。
トイレの神様の法則
癒しのあり、綺麗な空間で用を足すことで神様が降りてくる、という話もあります。
なにもこれは宗教的なことを言っているのではありません。
トイレをたかがトイレと思わずに、ていねいに掃除をしたりしようという考えだと思います。
トイレ自然循環の法則
自然の素材に囲まれたトイレを使用し、自然の摂理に基づいた行動を行うことによって、物事がうまくいくようになるという考え方です。
最近ではいろいろなものがハイテク化していますが、そんな今だからこそ木製の素材のトイレを作ることにこだわる人もいます。
女子トイレ企業活性の法則
綺麗なトイレを設置することは、女性社員の士気を高めます。
女性の社会進出に伴い、女子トイレの設備に力を入れているオフィスが多いのです。
例えば化粧直しや歯磨きがしやすいように洗面台を多機能化したり、トイレブース内にフィッティングボードを設けてストッキングの履き替えをしやすくするという試みが見られています。
働く空間をよりクリエイティブにし社員の士気を高めるために、まずは身近なトイレから見つめ直してみましょう。
